石造阿弥陀三尊坐像
凝灰岩に彫られた磨崖仏。一説によるとその昔、現地の高野聖が慈善事業で彫ったのではないかと言われているそうです。向かって右から、観音菩薩、阿弥陀如来、勢至菩薩の三尊です。この三尊が在る鹿谷という地域は、秋月の家来によって作られた集落と言われています。阿弥陀如来は光ですべての者を救う最上の仏、 観音菩薩は人々の心の声を聞き、勢至菩薩は知恵で人々を救うのだそうです。


3mほど離れて石塔があり、その碑文には『願わくはこの巧徳を以てあまねく一切に及ぼし我らと衆生と皆共に仏道を成さん』と願文が墨書きされ、永仁6年(1298年・鎌倉時代後期)の作とあります。現地周辺の小字を『堂の宇戸』と呼ぶことから、 この場所は廃寺跡ではないかと考えられています。隣接した同じ場所に、一石五輪塔があります。

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